実車で競技をしてた頃はバネレートを気にしてましたが、ラジコンはバネレートがよくわからないので比較ができません。ハード、ソフトのような表現がされていますが○kg/mmのような具体的な数字は無いような気がします。(たぶん)
実車もラジコンもレバー比(=位置とか角度によってバネの硬さの効き具合が変わる)によるので、バネレートだけではなんとも言えませんが、同じ車だったらバネレートがそのまま足の動きに繋がります。ということで、バネレートを測定してみました。
自作の装置で測定しました。装置と言っても500gちょうどに調整した重りをぶら下げて、何mm縮むかを計測するだけです。500gちょうどでなくてもいいのですが、計算がしやすいので500gに調整してあります。
こんな感じで定規に穴を開けてダンパーロッドを通します。これがゼロです。厳密にゼログラムでなくて、金属製の黒いフックをかけてあるのは、初期のガタを取り除くためです。で、ここから500gの重りをぶら下げます。
こんな感じです(定規に書いてある文字で出身地がバレそうです)。
ペットボトルに水を入れただけですけどね。この重りをぶら下げて、何mm縮むかでバネレートを計測します。500gで1mm縮んだら500g/mmというわけです。
タミヤのOP.53163でやってみたら、ソフト104g/mm、ミディアム119g/mm、ハード132g/mmでした。超ウルトラスーパーざっくり言うと、ミディアムを中心としてソフトは10%柔らかく、ハードは10%硬いという感じでしょうか。CVAダンパー付属のバネは125g/mmでしたので、ミディアムより5%硬いぐらいの感じです。